こんな方におすすめ!
- 大画面は欲しいが、iPad Pro 13インチの「大きさ」「重さ」に挫折した人
- 11インチでは作業領域が狭いが、Ultraは大きすぎると感じる「絶妙サイズ」難民
- お風呂タイムを至高のエンタメ時間に変えたい人
- Galaxyスマートフォンユーザー
- iPadからGalaxyTabに乗り換えを検討している方

iPad Pro 13インチより軽くてお風呂でも使える、この12.4インチの絶妙サイズこそが、持ち運びと大画面を両立した「真の正解」だった!というお話です。

タブレットでクリエイティブ?イラスト?いやいや動画視聴機だろ!!と割り切った男の視点レビューであります。
こんにちは、ぺー(@pe_log_net)です。
皆さん、タブレットに何を求めていますか? 作業効率、クリエイティブ、それともゲーム?
元々スペースを取るのが嫌いな僕はPCではなくiPadを使ってクリエイティブとエンタメを両立していた時期がありました。
ある時ROG Ally XというUMPC(現在はROG Xbox Ally X)を導入し、ゲームやクリエイティブをそちらに移行してから、iPadがエンタメ専用機に変わったという経緯があります。
であるならば、自身がGalaxy Zfold5ユーザーであることや、画面比率の影響でiPadよりもエンタメ特化として活用しやすいGalaxy Tabに移行しようと目を付け始めました。
色々検討した結果、iPad Pro 13インチでもなく、Galaxy Tab S11 Ultraでもなく、「Galaxy Tab S10+(12.4インチ)」こそが、今の僕にとっての最適解だという結論に至りました。

iPad Pro11インチのような取り回しの良さを持ちながら、映像への没入感は13インチ級。 今回は、そんな絶妙すぎるサイズ感を持つ「Galaxy Tab S10+」の実機レビューをお届けします。
iPad Pro(11/13インチ)とのサイズ比較や、AIキー付きの純正ブックカバーキーボードの使用感についてもお伝えしていきますので最後までご覧ください!
Galaxy Tab S10+

メリット
- 本体サイズはiPad11インチ級なのに動画サイズは13インチを超える
- 持ち運びしやすい最高のエンタメ視聴機
- 防水機能で最高のお風呂タイムを過ごせる
- Samsung Flowでタブレット上でスマホの操作・通知受け取りができる。
- ROG Allyのモバイルモニターとして活用できる
- 話題のGeminiとの相性が抜群すぎる。
- 純正ブックカバーキーボードの背面キックスタンドが神
デメリット
- 横置き特化。縦でも横でも使いたいならiPadの比率バランスが最高
- 「キーボード性能」でいえばMagicKeyboardの方が圧倒的に使いやすい
- iPadに比べてケースなどのアクセサリが少なすぎる
購入に至った経緯:なぜiPadがあるのにGalaxy Tabか
今回、長年愛用してきたiPadシリーズではなく、あえてAndroidタブレットであるGalaxy Tab S10+を選んだのには、明確な理由があります。 僕のガジェット環境の変化が大きく影響しています。
ROG Ally導入による役割の変化(ゲーム→エンタメ特化)

一番のきっかけは、ポータブルゲーミングPC「ROG Ally」を我が家に導入したことです。 これまでiPadでこなしていた「クリエイティブ」や「ゲーム」という負荷の高いタスクが、完全にROG Allyへと移行しました。
その結果、僕のタブレットに残された役割は「純粋なエンタメ(動画視聴)機」となったのです。
「動画を見る」ことに特化するなら、iPadの「4:3」という画面比率は少し勿体無い。
上下の黒帯が大きくなってしまうからです。
そこで、映画やアニメを画面いっぱいに楽しめる「16:10」比率のGalaxy Tabに白羽の矢が立ちました。
Windowsとの連携が可能な点でもROG Allyシリーズとの相性も抜群です。
当初は「Ultra」を買う気満々だった
実は最初、Galaxy Tab S10+を買うつもりはありませんでした。
「どうせエンタメ機にするなら、iPadと完全に差別化できる最大サイズの『S9~S11 Ultra(14.6インチ)』こそ正義だ!」と息巻いて、量販店に向かったのです。
しかし、店頭で実機を触って考えが一変しました。 S9 FE+(12.4インチ)のサイズ感が、あまりにも「絶妙」だったのです。

あれ?これ本当に大画面?11インチと近くない・・・?そう思いました。
Ultraは確かに凄い迫力ですが、手で持って扱うには少し大きすぎる。
対してS10+は「視覚的な満足感は13インチ級なのに、手元の収まりは11インチに近い」という、魔法のようなバランスでした。
「これだ、このサイズ感こそが家の中で最強だ」と直感し、その場でS10+への変更を決意しました。

2025年11月現在、最新のGalaxy Tab11には無印とUltraしか出ていないので12.4インチの最新ハイエンドはS10+となります!
身の回りをGalaxyエコシステムで統一

そして最後のひと押しが、メインスマホの変更です。
昨年からメイン端末をGalaxy(Z Fold 5)に変更し、スマートウォッチもGalaxy Watch 6にするなど、身の回りをGalaxyエコシステムで統一し始めました。
スマホとタブレットがシームレスに繋がる快適さは、一度味わうと戻れません。
こうして、「ROG Allyによる役割の変化」と「店頭での一目惚れ」、そして「エコシステムの構築」という3つの要素が重なり、Galaxy Tab S10+を我が家に迎え入れることにしたのです。
ハイエンドへの謎のこだわり
動画視聴機メインのタブレットとして選ぶのにGalaxy Tab Sシリーズはオーバースペックすぎるし賢い買い物とは言えないですかね?
その通りかもしれません。
Galaxy TabにはFEシリーズやLiteシリーズといったコスパに優れたパッケージもある中で、どうしてもこれらの商品群には手を出せませんでした。
iPad Proが育てた贅沢な基準
長年iPad Proという化け物タブレットを愛用してきた弊害(?)で、僕の目と指先は「最高レベルのレスポンス」に慣れきってしまいました。
スクロールの吸い付き、アプリの起動速度……少しでもカクつくとストレスを感じてしまう体になっていたのです。
エンタメ機だからこそ「出力」には妥協しない
「たかが動画視聴」ではなく、「されど動画視聴」です。映像を見るための機械だからこそ、それを映し出す有機ELディスプレイと、音を奏でるスピーカー性能だけは、なるべく妥協したくないポイントでした。
「安物買いの銭失い」へのトラウマ
過去にコスパモデルを買って、購入当初は良くても、アプリやOSのアップデートで日に日に動作がもっさりしていく……という悲しい経験を何度もしてきました。
「確実に毎日使うし、長く快適に使いたい」。そのための安心料として、スペックに余力を残しておくことは、長期的に見れば決して無駄な投資ではないと考えました。
製品スペック
| 項目 | 詳細 |
| 製品名 | Galaxy Tab S10+ |
| ディスプレイ | 12.4インチ Dynamic AMOLED 2X (有機EL) |
| リフレッシュレート | 最大 120Hz |
| SoC | MediaTek Dimensity 9300+ |
| メモリ (RAM) | 12GB |
| ストレージ | 256GB / 512GB (microSD対応 最大1.5TB) |
| サイズ | 約 185.4 x 285.4 x 5.6 mm |
| 重量 | 約 571g |
| リアカメラ | 13MP (広角) + 8MP (超広角) |
| フロントカメラ | 12MP (超広角) |
| バッテリー | 10,090mAh (最大45W充電) |
| 生体認証 | 画面内指紋認証 / 顔認証 |
| 防水防塵 | IP68 (Sペンも対応) |
| 付属品 | Sペン / USBケーブル (C to C) |

SoCには「Dimensity 9300+」を採用。
これまでのGalaxy Tab SシリーズはSnapdragonが主流だったので不安に思う方もいるかもしれませんが、性能は完全にハイエンド級です。

ブラウジングや動画視聴はもちろん、重めのゲームもヌルサクで動くので心配は無用です。
S10+発売当時よりはDimensity採用のデバイスもかなり増えてきて、今では結構主流になりつつあります。
iPadにはない強みとして「microSDカード対応」と「IP68防水」も見逃せません。

Youtubeやアマプラ動画をたくさん保存しても安価にストレージを足せますし、本体もSペンも完全防水なので、お風呂での使用も安心です。

そして、S10シリーズと言えば「反射防止ディスプレイ」です。
実際に反射防止の効果は感じますが、フィルム次第で効果が変わってくる部分もあり過信は禁物。

基本的に何をするにも快適なので、さすがハイエンドといえるデバイスに仕上がっています。
【比較】iPad Pro 11/13インチと比べる「絶妙なサイズ感」
Galaxy Tab S10+を語る上で、絶対に欠かせないのがサイズ感です。
11インチでは少し狭い、でも13インチは大きすぎる……。 結論から言うと、このS10+(12.4インチ)は、iPad Pro 11インチの「機動力」と、13インチの「迫力」の『良いとこ取り』をした、最適なバランスだと感じました。
実際に手持ちのiPad Pro(11インチ / 12.9インチ)と並べてみると、その絶妙な立ち位置がよく分かります。

| デバイス | 長辺 | 短辺 | 面積 |
| Galaxy Tab S10+ | 285.4 mm | 185.4 mm | 約 529.1 cm² |
| iPad Pro 12.9 | 280.6 mm | 214.9 mm | 約 603.0 cm² |
| 差分(GalaxyTabは…) | +4.8 mm 長い | -29.5 mm短い | 約12%小さい |
画面サイズの数値で見ると12.9インチと12.4インチってかなり近いように思えますが、アスペクト比の違いからデバイスの本体面積は結構な差があります。
長編はGalaxyTabがやや長く、短編に至っては約30mmもの差があります。
そのためGalaxyTabは細長く見え、iPadは数字以上に巨大に見えます。

錯覚もあると思いますが体感的にはGalaxyTabは横置きにすると小さく、縦置きにすると大きく感じます。
実際に11インチと横置きで並べてみるとわかると思います。

短編がほぼ変わらないので店頭で横向きで置かれていたのを見た時に、「え?これ11インチじゃない?本当に12.4インチなの?」って驚きました。
直後に13インチのiPadを見ると本当にでかく感じます。笑
大画面なのにiPad11インチ寄りのサイズ感ならむしろ最高じゃない?とGalaxyTabS10+に興味を持ったのはここからです。
| デバイス | 長辺 | 短辺 | 面積 |
| Galaxy Tab S10+ | 285.4 mm | 185.4 mm | 約 529.1 cm² |
| iPad Pro 11 | 247.6 mm | 178.5 mm | 約 442.0 cm² |
| 差分 | +37.8 mm 長い | +6.9 mm長い | 約20%大きい |
インチ数だけで見るとわかりにくいですが、iPadのような4:3比率(正方形に近い)とデバイス面積が広くなります。
実際にGalaxyTabS11(無印)は約421.6 cm²なので同じ11インチでもiPadよりGalaxyTabの方が本体サイズが小さいことになりますね。
これがGalaxyTabS10+が12.4インチの割に小さく見えるカラクリです。
ちなみに縦置きで並べると結構違いがわかります。

このサイズ感になると縦持ちは少し使いにくいなと感じます。
iPadは横向きと縦向きのサイズのバランスがよくどちらでも使いやすいです。
動画視聴における「12.4インチ」の圧倒的正義
さて、ここからがGalaxyTabの真骨頂です。
実際に手持ちのiPad Pro 11インチ / 12.9インチと並べて、同じ映画を再生してみました。
まずはiPad Pro12.9インチとの比較。
本体面積は12.9インチの方が大きいですが、動画サイズはわずかにGalaxyTab S10+が大きいです。

11サイズとの比較では本体サイズでいうとGalaxyTab S10+がやや横長で高さはほぼ同じ。
スリムな形状でありながら圧倒的な大画面ということがわかります。

iPadの4:3比率では、映画再生時に上下に太い黒帯が出てしまいます。
その点、Galaxy Tab S10+の16:10は、画面の隅々まで映像が広がるため、迫力が全く違います。 また、12.9インチiPad Proと比較しても、映像の表示サイズは大きく変わらないのに、本体の取り回しはS10+の方が圧倒的に楽。
「映像体験は13インチ級のまま、サイズだけをコンパクトにする」
このオイシイとこ取りこそが、S10+を選んだ最大の理由です。
おまけですがYoutubeを縮小状態でみた時の映像サイズは8.8インチのタブレットと同じになります。コメントを読みながらの視聴も快適です。

そして、この「12.4インチ」という絶妙なサイズ感にこだわった理由は、動画視聴だけではありません。実は「仕事道具」としての運用も見据えてのことでした。
使用レビュー
ROG Ally(ノートPC)と持ち運ぶ「モバイルモニター」としての一つの正解

僕がUltra(14.6インチ)ではなくプラス(12.4インチ)を選んだもう一つの大きな理由。
それは、出先でROG Xbox Ally Xの「メインディスプレイ」として使いたかったからです。
Galaxy Tabには「セカンドスクリーン」という機能があり、ワイヤレスでWindows PCのサブモニターとして使えます。これが本当に便利。


解像度は最大2560×1440が選択可能、最大リフレッシュレートは60Hzとなります。
もしこれがUltra(14.6インチ)だと、持ち運びがそもそもきつい(特にUMPCと同時に持ち歩くと嵩張る)。カフェの狭いテーブルでPCの横に並べるのは至難の業です。
「UMPCと並べても邪魔になりにくく、それなりの画面サイズで見やすい」。

モバイルモニターとしてカバンに忍ばせる上でも、この12.4インチはこれ以上ない正解のサイズでした。

通常のモバイルモニターと比べても「ワイヤレスでも使える」「タブレットなので単独でも活用できる」「ハイエンドならではの薄型軽量」という点で差別化できます。
つまり仮にモバイルモニターとして使わなかった場合でも持ち込み損することがほぼないです。
XREAL Oneも持ち運びという観点で非常に優秀ですが、カフェなどの公共的な屋内環境で怪しまれずに使えるという点では優位ですね。
室内ででかいグラサンで正面見てる人やばそうですからね・・・。
ちなみにセカンドディスプレイとしてのゲーム性能ですが、遅延も相まって競技性の高いFPS(APEXなど)はさすがに論外ですが、クラッシュバンディクーのような1Pアクションゲームなら割と苦なく遊べた点もポイント高いです。


まぁ意識すれば遅延は感じますが、この程度なら問題なく遊べます。
ポータブルゲーミングPCとの組み合わせでは大画面でゲームが遊べるという点で相性の良さを感じました。
iPadにはできない芸当。「お風呂タブレット」としての真価

妻にも薦めた最高の使い方。
iPadユーザーが絶対に真似できないこと。それが「裸のままお風呂に持ち込む」ことです。
IP68の完全防水に対応しているため、防水ケースやジップロックに入れる必要はありません。
背面の磁力が強いのでそのままペタっと張り付きます。
(※iPadの磁力ではやや傾き安定性がありません、それくらいGalaxyTabS10+は背面磁力が強力です)
一日の終わり、湯船に浸かりながら大画面でYouTubeやアマプラを流す。
万が一浴槽に落としても問題なし(※温水や入浴剤には注意が必要です・自己責任)。
この「水場を気にしなくていい」という安心感は、タブレットの活躍場所をリビングからバスルーム、キッチンへと無限に広げてくれます。
Samsung Flowでスマホと「一心同体」

Galaxyスマホとタブレットのエコシステムって一見パっとしないですが、これは割と普段使いしているので紹介します。
メインスマホを「Galaxy Z Fold 5」にしたことで、連携機能も爆発的に便利になりました。特に愛用しているのが「Samsung Flow」です。
Smart View機能(スマホの画面をタブレットにミラーリングして操作できる)はタブレットを操作しながら同時にスマホをチェックできるため、チラチラデバイス毎の確認する必要がなくなります。

動画を視聴しながらスマホに入れているゲームをプレイしたり、通知を見逃さないなどの効果があるため部屋ではタブレット一つで完結します。
また、「お風呂タブレット」として活用する場合、スマホをお風呂に持っていく必要が完全になくなるというのもメリットです。
プレイ中だったスマホ向けゲームの再開に使ってもよし、連絡手段に使ってもよし。
タブレット一台で二役買ってくれるのは普通に便利です。

落下の危険性を考えてもスマホを持ち込むよりは安心できます!
ただし、欠点もありスマホ側でflowを起動している上でロック解除状態じゃないとだめなので前準備が必要な点については煩わしいです。
なのでスマホをリビングに忘れた→タブレットで操作しようみたいな流れは基本できないです。
これがすごい惜しい・・・。
これに関しては同じミラーリングでもアプリ起動不要でロックの解除も可能なXiaomiのエコシステムの方が使いやすいです。
同じ仕様にしてほしい。
純正ブックカバーキーボード

GalaxyTabの相棒ともいえる純正のブックカバーキーボードについても解説していきます。
ここがポイント
- 前面と背面が脱着式なので必要な方だけ使える
- 軽量+キックスタンドが使える背面カバーがかなり優秀
- キーボードはAIキーの価値が高い。
- キーボードとしての使い勝手はMagicKeyboardの方が良いと感じる部分が多い
正直純正キーボードカバーは背面カバーのために買いました。
ケース式ではなく背面に磁石で張り付けてスタンド機能を果たしてくれるカバーが純正以外になかったからです。

ケース型は強固な反面GalaxyTabの魅力である薄さやサイズ感を一回り大きくしてしまうため正直候補外でした。
磁石カバーは厚みは多少増えてしまいますが全体のサイズ感はケース型ほど大きくならず、タブレットのサイズ感を活かしてくれるため非常にありがたいです。
脱着が楽なのもポイント。

背面のみであれば約217gなので一般的なfolio型ケースより軽いです。

| iPad Pro11インチ(M1) | Galaxy Tab S10+(12.4インチ) | |
| 本体のみ | 466g | 570g |
| 本体+ケース | 830g | 810g |
最低限の装備に留めれば重さもiPad Pro11インチに近づけることが可能で持ち運び性能についても十分だと言えます。
ちなみにキーボード含めてすべてを装着するとGalaxy TabS10+は約1107gとなり1kgを超えてしまいますが、iPad Pro12.9インチ(2018年版)は1360g(軽量化したM4でも1.2kg超え)とさらにやばい重さになってしまうため比べると大分良心的であると思います。


ちなみにキーボード部分の重さは約298gとカバー部分よりやや重くなっています。

分離式というのも非常に優秀です。
iPadのMagicKeyboardは一体型のため「重さ」という制約はどうしても受けてしまいます。
ですが、Galaxyの純正ブックカバーキーボードは必要あればキーボード部分だけを脱着できるので普段は身軽に、必要な時だけフル装備みたいに気軽にできるのがうれしいポイント。

また、S10シリーズ登場に合わせて「AIキー」搭載タイプのブックカバーキーボードが発売されました。

2025年末現在、Geminiの有用性・使い勝手も非常に良くなり、Nano Banana Proによって画像生成のレベルも高くなったことでこのAIキーを使う機会も増えました。

1ボタンでマルチウィンドウでGeminiが起動します。
(他のアプリが開いていなければフルウィンドウで起動)
調べものに優秀すぎてこれだけでも相当な価値を感じます。
Gemini+Wordpressで完全にブロガー環境を構築できるので簡易的な作業用タブレットとしても真価を発揮します。

ここ最近Geminiが使いやすくなった上に2TBのストレージまでおまけでついてくれるからお得感が半端ないです。

不随してGeminiのAIキーの価値が上がった気がするよね!!
一方で、キーボードの使い勝手としてはMagicKeyboardに比べていくらか劣ります。
まず、MagicKeyboardのフローティングスタンドが優秀です。
キーボードとタブレットの距離感が絶妙で高さも丁度良く見やすいですし、そもそもスペースを取りません。

大してキックスタンドタイプのキーボードカバーはタブレットとキーボードの距離感が離れてしまう点と奥行分スペースを結構とります。
個人的にはあまり気にならないですがUS配列のみしか選択肢がないのでJIS配列に慣れている人も注意が必要になります。
また、トラックパッドの感度が高いのかソフトタッチでもクリック判定になるので結構誤爆します。
気になるならオフにするか慣れるしかないところについては惜しいなと思います。個体差や多少の劣化はあるのかもしれません。
縦持ちすると突然でかく感じる。バランスはiPadが優位。

基本的に横置きメインになると思います。
比率の問題で超ドデカスマホみたいな形状になるので使いにくさこの上ないです。
ノートを取るみたいな感覚で縦型でも使いたい場合はiPadの方が良いと思います。
サードパーティ製アクセサリーの圧倒的少なさ
純正に頼らざるを得ないアクセサリー群の少なさ。
本体以外は安価に済ませたいという願いがほぼ叶いません。
結果高額な純正ブックカバーキーボードを買う羽目になったという感じです・・・。
それでもGalaxyはまだマシな方だと思っていて他のAndroidタブレットとかどうなってるの・・・?って思います。
Appleは色々なアクセサリが各社から発売されていて、自分好みにセットアップできるところも大きな魅力。
中古をチェックしてみる
GalaxyTabのSシリーズって結構高いんですよね・・・。
今回紹介したGalaxyTab S10+は現行12.4インチの最新ハイエンドではありますが、発売から1年以上経過しています。
シリーズとしてはS11も登場していますので型落ちとして中古を狙ってみるのもありです。
引用:イオシス
イオシスは、多岐にわたる中古商品を幅広く揃え、比較的安価な価格で提供しています。
中古品にランク付けがされておりランクAは超美品、ランクBやCでもでも気にせず使用できる範囲の良品が揃えられています。
また、保証期間も3ヶ月ありますので不良品を掴まされるといった心配もありません。
中古でも妥協したくない場合はイオシスから選ぶのがおすすめです!
まとめ
Galaxy Tab S10+

メリット
- 本体サイズはiPad11インチ級なのに動画サイズは13インチを超える
- 持ち運びしやすい最高のエンタメ視聴機
- 防水機能で最高のお風呂タイムを過ごせる
- Samsung Flowでタブレット上でスマホの操作・通知受け取りができる。
- ROG Allyのモバイルモニターとして活用できる
- 話題のGeminiとの相性が抜群すぎる。
- 純正ブックカバーキーボードの背面キックスタンドが神
デメリット
- 横置き特化。縦でも横でも使いたいならiPadの比率バランスが最高
- 「キーボード性能」でいえばMagicKeyboardの方が圧倒的に使いやすい
- iPadに比べてケースなどのアクセサリが少なすぎる
S11シリーズが12.4インチを発売しなかったことから、あえて2025年末にGalaxy Tab S10+を購入。
多少のスペック差はありますが2024年のハイエンドなので当たり前ですが動作に支障などあるはずもないです。
メディアプレイヤーとしての使い勝手はiPadより全然いいです。
小さい本体サイズながらその画面比率によってiPad13インチ以上の大画面を体験できる点は12.4インチならではのメリット。
つい無印やUltraに目が良きがちになると思いますが、決して中途半端ではなく「持ち運び性能と大画面の両立」は他にない圧倒的利点です。
Windowsとの親和性の高さ、Galaxyとのエコシステムも活かせるため盲目的にiPad一択となっていたならぜひこの機会に考えを改めてほしい部分もあります。



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