こんな方におすすめ!
- 2024年5月に発売された新型iPadの情報のまとめ
- 2022年モデルとのスペック比較も行っています!
2024年5月15日に発売されたiPad ProとAirのスペックをまとめました!
こんにちは、ぺー(@pe_log_net)です。
今回は2024年5月15日(水)に発売された新型iPadの情報・スペックをまとめました!
2024年6月12日に発表された「iPadOS 18」の情報についてはこちら!
新型 iPad Pro 2024モデル M4 スペック
ここがポイント!
- iPad史上最薄
- まさかのM4チップ搭載
- 11インチ・13インチ共に有機ELディスプレイに
- 1TB/2TBモデルのみNano-textureガラスが選択可能
- ApplePencilProや新型MagicKeyboardに対応
- FaceTimeカメラがセンターへ移動
- 従来のアクセサリとの互換性がない
11インチ | 13インチ | |
発売日 | 2024年5月15日 | |
カラー | スぺースブラック、シルバー | |
容量/価格 | 256GB/168,800円 512GB/204,800円 1TB/272,800円 2TB/340,800円 | 256GB/218,800円 512GB/254,800円 1TB/322,800円 2TB/390,800円 |
サイズ | 249.7mm×177.5mm×5.3mm | 281.6mm×215.5mm×5.1mm |
重量 | 444g(Wi-fi) 446g(Cellular) | 579g(Wi-fi) 582g(Cellular) |
ディスプレイ | Ultra Retina XDRディスプレイ タンデムOLED(有機EL二枚重ね) 2,420 x 1,668ピクセル解像度 SDR輝度:最大1,000ニト XDR輝度:最大1,000ニト(フルスクリーン) ピーク輝度1,600ニト(HDRコンテンツのみ) | Ultra Retina XDRディスプレイ タンデムOLED(有機EL二枚重ね) 2,752 x 2,064ピクセル解像度 SDR輝度:最大1,000ニト XDR輝度:最大1,000ニト(フルスクリーン) ピーク輝度1,600ニト(HDRコンテンツのみ) |
チップ | M4 | |
カメラ | 12MP広角カメラ、ƒ/1.8絞り値 最大5倍のデジタルズーム | |
ビデオ | 4Kビデオ撮影(24fps、25fps、30fpsまたは60fps) 1080p HDビデオ撮影(25fps、30fpsまたは60fps) 720p HDビデオ撮影(30fps) | |
スピーカー | 4スピーカーオーディオ | |
マイク | 通話、ビデオ撮影、オーディオ録音のためのスタジオ品質の4マイクアレイ | |
充電ポート | Thunderbolt 3(最大40Gb/s) USB 4(最大40Gb/s) | |
バッテリー | 31.29Wh(8,456mAh)(ビデオ再生最大10時間) | 38.99Wh(10537mAh)(ビデオ再生最大10時間) |
備考 | Apple Pencil Pro 対応 新MagicKeyboardに対応 第二世代ApplePencilや従来のiPad用MagicKeyboard、Smart Keyboard Folioとの互換性なし 物理SIMに非対応 |
バッテリー容量のWhとmAhの変換はこちらのサイトを参考にしています。
mAhからWhへ自動計算 モバイルバッテリーの容量
M4チップ搭載
まさかのM2から飛んでM4チップが搭載されたiPadが登場しました。
M2と比較してレンダリング性能が4倍、CPU性能が1.5倍高速になっているようです。
薄型軽量化
M4チップも衝撃でしたが、驚くべきはその薄さ。
11インチが5.3mm、13インチが5.1mmとなっています。
薄型化に伴い重量も減っており特に13インチの軽量化はとてつもないです。
チップ性能の向上と薄型化による排熱の不安がありますが、背面のリンゴマークが銅になっており従来のiPadよりも排熱効率が20%向上しているようです。
有機ELディスプレイ搭載
待望の有機ELがどちらのサイズにも搭載されました。
iPadの大きな画面だと通常の有機ELでは発色が足りないため、二枚重ねにして補っているそうです。
これをAppleは「タンデムOLED」と呼んでいます。
Nano-textureガラス
1TB/2TBモデルのみNano-textureガラスが選択可能となっています。
Nano-textureガラスは強い光源を和らげて反射を抑えてくれます。
アンチグレアフィルムが貼ってある感覚と近い物になります。
その他の新型iPadProの特徴
カラーはシルバーとスペースブラック2色展開。
2色は従来通りですがスペースグレイからスペースブラックに変更されています。
128GBの選択肢が無くなりました。
RAMは256GB・512GBが8GB、1TB・2TBだと16GBなのは変わらず。
フロントカメラが横向き時にセンターに来るように変更されたためオンライン会議時に利用しやすくなりました。
残念なことに第二世代ApplePencilや従来のiPad用Magickeyboardに対応していないため過去のアクセサリとの互換性がなく必要な方は全て買い直しとなってしまいます。
※Apple Pencil(USB-C)は互換性があります。
また、現行のSmart Keyboard Folioを利用することもできません。
カメラ機能は全体的にダウングレードしているように見えます。
iPadのカメラ需要が少ないことと価格を上げすぎないための配慮でしょうか。
ただし、レシートや資料のスキャン時に撮影して影を消す便利機能が追加されました
高画質撮影よりもスキャンの利便性を上げてくれたのは非常に大きいですね。
大きな変化はM4によるチップの大幅進化と超薄型化!有機ELディスプレイも嬉しいですね!
新型 iPad Pro 2024 M4 と 2022 M2のスペック比較
ここがポイント!
- 薄型化によって特に13インチは大幅に軽量化
- チップ性能とディスプレイの進化が目立つ
- 価格は上がってしまった
- 超広角カメラ非対応に
- 物理SIM非対応に
iPad Pro 2024 M4 | iPad Pro 2022 M2 | |
発売日 | 2024年5月15日 | 2022年10月26日 |
カラー | シルバー、スペースブラック | シルバー、スペースグレイ |
11インチ 容量/価格※ | 256GB/168,800円 512GB/204,800円 1TB/272,800円 2TB/340,800円 | 128GB/124,800 256GB/140,800 512GB/172,800 1TB/236,800 2TB/300,800 |
12.9インチ 容量/価格 | 256GB/218,800円 512GB/254,800円 1TB/322,800円 2TB/390,800円 | 128GB/172,800 256GB/188,800 512GB/220,800 1TB/284,800 2TB/348,800 |
サイズ | 249.7mm×177.5mm×5.3mm(11インチ) 281.6mm×215.5mm×5.1mm(13インチ) | 247.6mm×178.5mm×5.9mm(11インチ) 280.6mm×214.9mm×6.4mm(12.9インチ) |
重量 | 444g(Wi-fi)(11インチ) 446g(Cellular)(11インチ) 579g(Wi-fi)(13インチ) 582g(Cellular)(13インチ) | 466g(Wi-fi)(11インチ) 468g(Cellular)(11インチ) 682g(Wi-fi)(12.9インチ) 684g(Cellular)(12.9インチ) |
ディスプレイ | Ultra Retina XDRディスプレイ タンデムOLED SDR輝度:最大1,000ニト XDR輝度:最大1,000ニト(フルスクリーン) ピーク輝度1,600ニト(HDRコンテンツのみ) | Liquid Retinaディスプレイ(11インチ) Liquid Retina XDRディスプレイ(12.9インチ) SDR輝度:最大600ニト XDR輝度:フルスクリーン最大1,000ニト、ピーク輝度1,600ニト(HDRコンテンツのみ)(12.9インチ) |
チップ | M4 | M2 |
カメラ | 12MP広角カメラ、ƒ/1.8絞り値 最大5倍のデジタルズーム | 広角:12MP、ƒ/1.8絞り値 超広角:10MP、ƒ/2.4絞り値、125°視野角 2倍の光学ズームアウト 最大5倍のデジタルズーム |
ビデオ | 4Kビデオ撮影(24fps、25fps、30fpsまたは60fps) 1080p HDビデオ撮影(25fps、30fpsまたは60fps) 720p HDビデオ撮影(30fps) | 4Kビデオ撮影(広角:24fps、25fps、30fpsまたは60fps) 1080p HDビデオ撮影(25fps、30fpsまたは60fps) 720p HDビデオ撮影(30fps) 最大4K、30fpsのProResビデオ撮影(容量128GBのモデルでは1080p、30fps) 2倍の光学ズームアウト |
スピーカー | 4スピーカーオーディオ | 4スピーカーオーディオ |
マイク | 通話、ビデオ撮影、オーディオ録音のためのスタジオ品質の4マイクアレイ | 5つのスタジオ品質マイク |
通信方式 | Wi-Fi 6E 5G | Wi-Fi 6E 5G |
ポート | Thunderbolt 3(最大40Gb/s) USB 4(最大40Gb/s) | Thunderbolt 3(最大40Gb/s) USB 4(最大40Gb/s) |
バッテリー | 8,456mAh(11インチ)(ビデオ再生最大10時間) 10537mAh(13インチ)(ビデオ再生最大10時間) | 7,743mAh(11インチ)(ビデオ再生最大10時間) 11,049mAh(12.9インチ)(ビデオ再生最大10時間) |
薄型になったことによる軽量化やディスプレイ、チップの進化がやはり目立つ印象です。
M4チップの電力効率で体感よりも電池持ちが良くなっている可能性を期待しましたが公式では最大駆動時間に変化はなさそうでした。
Wi-Fiでのインターネット利用、ビデオ再生:最大10時間
Apple
携帯電話データネットワークでのインターネット利用:最大9時間
良い点だけでなく超広角カメラが廃止されていたり、物理SIMカードが利用できなくなっていたりと完全上位互換とまではいかなそうな点には注意が必要そうです。
当然容量に対して全体的に価格が約2.5万ほど値上がりしてしまっている部分も厳しい所です。
一般受けしそうな進化ポイントが薄型軽量化の部分しかなさそうなので完全にプロクリエイター向けになった感じがしますね。
新型 iPad Air 第6世代 スペック
ここがポイント!
- 遂にAirに13インチが登場
- M2チップ搭載
- Apple Pencil Proに対応
- Proとの違いはやはり豊富なカラーバリエーション
- 容量のラインナップがPro仕様に!
- FaceTimeカメラがセンターへ移動
- 従来のiPad用MagicKeyboardと互換性あり
- 意地でも搭載されないProMotionテクノロジー
- 第2世代ApplePencilとの互換性は無し
11インチ | 13インチ | |
発売日 | 2024年5月15日 | 2024年5月15日 |
カラー | ブルー パープル スターライト スペースグレイ | ブルー パープル スターライト スペースグレイ |
容量/価格 | 128GB/98,800 256GB/114,800 512GB/150,800 1TB/186,800 | 128GB/128,800 256GB/144,800 512GB/180,800 1TB/216,800 |
サイズ | 247.6mm×178.5mm×6.1mm | 280mm×214.9mm×6.1mm |
重量 | 462g(Wi-fi) 462g(Cellular) | 617g(Wi-fi) 617g(Cellular) |
ディスプレイ | Liquid Retinaディスプレイ | Liquid Retinaディスプレイ |
チップ | M2 | M2 |
カメラ | 12MP広角カメラ、ƒ/1.8絞り値 最大5倍のデジタルズーム | |
ビデオ | 4Kビデオ撮影(24fps、25fps、30fpsまたは60fps) 1080p HDビデオ撮影(25fps、30fpsまたは60fps) 720p HDビデオ撮影(30fps) | |
スピーカー | ステレオスピーカー(横向き) | ステレオスピーカー |
マイク | 通話、ビデオ撮影、オーディオ録音のためのデュアルマイク | |
充電ポート | USB 3(最大10Gb/s) | |
バッテリー | 28.93Wh | 36.59Wh |
備考 | ApplePencilProに対応 ApplePencil第二世代に非対応 新型MagicKeyboardに非対応 |
一般の方にとって今回の新型iPadの目玉はこちらだと思います。
ついにPro以外のモデルで13インチが登場しました。
同じチップを搭載したiPad Pro2022と比較されやすいかもしれません。
M2Proとの違いは豊富なカラバリが差別点と言えそうです。
カラーはブルー、パープル、スターライト、スペースグレーの4色展開。
カラバリが豊富で従来のiPadProに近い性能を持つのは大きな利点だと思います!
相変わらず意地でもProMotionテクノロジーを搭載しない点がさすがになぁと思ってしまいます。
4スピーカーにも残念ながら進化することはありませんでした。
Thunderbolt規格にも対応していませんが10Gbpsの高速転送は対応しているため多くの方にとっては十分だと思います。
M2Proの整備済み製品や中古もまだまだ狙いたいモデルになりそうです。
どうしても一般層がメリットに感じやすいProMotionと4スピーカーでProとの差別化を図りたいようです。
Proが高くなったしさすがに簡便してほしいなと思う所もある・・・・。
また、こちらも第二世代ApplePencilに非対応となってしまいました。
旧型を利用したい場合はUSB-CタイプのApplePencilを利用する必要があります。
ProMotionテクノロジーが搭載されていないのに新型ApplePencilに対応するのちょっとぐちゃぐちゃ感が否めませんね。
iPadAirが従来のProにより近づきましたね!ProMotionと4スピーカーは意地でも搭載しない方向みたいです。
新型 iPad Air 第6世代と第5世代の比較
ここがポイント!
- ApplePencilProに対応
- Pencilホバーに対応してよりイラストレーター向けに
- 意外と新型Airの価格が良心的
- 大きな変化はあまり感じない
第6世代(11インチ) | 第5世代 | |
発売日 | 2024年5月15日 | 2022年3月18日 |
カラー | ブルー パープル スターライト スペースグレイ | スペースグレイ スターライト ピンク パープル ブルー |
容量/価格 | 128GB/98,800 256GB/114,800 512GB/150,800 1TB/186,800 | 64GB / 92,800円 256GB / 116,800円 |
サイズ | 247.6mm×178.5mm×6.1mm | 247.6mm×175.5mm×6.1mm |
重量 | 462g(Wi-fi) 462g(Cellular) | 461g(Wi-fi) 462g(Cellular) |
ディスプレイ | Liquid Retinaディスプレイ IPSテクノロジー搭載LEDバックライトMulti-Touchディスプレイ 広色域(P3) True Tone 耐指紋性撥油コーティング フルラミネーション 反射防止コーティング 500ニトの輝度(13インチは600ニト) | Liquid Retinaディスプレイ 広色域ディスプレイ(P3) True Toneディスプレイ 耐指紋性撥油コーティング フルラミネーションディスプレイ 反射防止コーティング 1.8%の反射率 500ニトの輝度 |
チップ | M2 | M1 |
カメラ | 12MP広角カメラ、ƒ/1.8絞り値 最大5倍のデジタルズーム | 12MP広角カメラ、ƒ/1.8絞り値 最大5倍のデジタルズーム |
ビデオ | 4Kビデオ撮影(24fps、25fps、30fpsまたは60fps) 1080p HDビデオ撮影(25fps、30fpsまたは60fps) 720p HDビデオ撮影(30fps) | 4Kビデオ撮影(24fps、25fps、30fpsまたは60fps) 1080p HDビデオ撮影(25fps、30fpsまたは60fps) 720p HDビデオ撮影(30fps) |
スピーカー | ステレオスピーカー(横向き) | ステレオスピーカー |
マイク | デュアルマイク | デュアルマイク |
通信 | Wi-Fi 6E 5G | Wi-Fi 6 5G |
充電ポート | USB 3(最大10Gb/s) | USB 3(最大10Gb/s) |
バッテリー | 7818mAh(ビデオ再生最大10時間) | 7729mAh(ビデオ再生最大10時間) |
備考 | Pencilホバー機能に対応 |
大きな変化はやはり13インチが登場したことだと思います。
従来のProモデルに近くなり、多くの人がProからAirに移行するのではないかと思います。
チップ性能以外の大きな変化はあまり見られません。
ApplePencilProの対応とホバー機能に対応したことでイラストを描く方にはいいのかなと思いますがProMotionテクノロジーがないため滑らかな書き心地を重視するとなると立ち位置が難しい印象です。
第5世代から第6世代のAirに買い替える必要性はあまりなさそうな印象です。
13インチの登場によってProモデルからAirにする方が多くなりそうです!
まとめ
久しぶりの新型iPadの登場で色々な期待がされていましたがいかがでしたでしょうか。
個人的にはベゼルが超細くなる等のデザインの刷新やMagSafe対応が出てれば即買いレベルでしたが今回のスペックであれば全然様子見で良いと思いました。
性能や価格のバランスで考慮するならM1 iPadProの中古が最高かなって思っています。
iPadの軽量化と新型MagicKeyboardの軽量化に伴い、iPadの欠点だった「MagicKeyboardと組み合わせると重すぎる」問題はもしかしたら解決するかもしれません。
MacBookを捨ててiPadに完全移行するぞって方には価格以上のメリットになるかもしれませんね。
私個人的にも軽量化が最大の魅力だと思っており、そこにお金を出すか出さないかの審議になりそうです。
そうでなければ中古のiPadProやiPad Airを選択するのが良さそうです!
Proは性能!Airは超薄型!とかにしてくれたらしっかり差別化できて良かったと個人的には思っています・・・。
それでは最後まで閲覧頂きありがとうございました!
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