こんな方におすすめ!
- ROG Ally Xを購入した理由を知りたい
- ROG Ally Xの利用レビューを見たい
- ROG Ally Xのゲーム以外の用途も確認したい
部屋にあるものをなるべく小さくコンパクトに収めたいと思った結果ポータブルゲーミングPCにたどり着きました!
こんにちは、ぺー(@pe_log_net)です。
当ブログではiPadをメイン機として脱PCを試みることを一つの目標としているのですが結局PC買ってるやんというツッコミは一旦置いておいて頂き・・・。
2024年9月現在、我が家は絶賛大規模リフォーム中でして、この機会に自室のレイアウトも一気に変えたいという計画があります。
その一環として「物は最低限に、なるべくスッキリさせてスタイリッシュな部屋にしたい」という目標もあり、この機会にデカい上にまったく使っていないデスクトップPCを売却し、新たにポータブルゲーミングPCを新調しました。
購入理由はもちろんゲームプレイにあるのですが、ゲーム機としてではなくROG Ally XをメインPCとして使うことはもちろん、色々な思惑が合って購入したのでその購入経緯の詳細や実際に使ってみた所感などをこの記事でお届けしたいと思います。
ROG Ally X
メリット
- ゴロ寝環境のための最高のPC
- 部屋中どこでも使えるので間違いなくPCの使用頻度が増えた
- スペースを取らないのでデスク周りを圧迫せず、整理しやすい
- 大規模ゲームや相当なクリエイティブ作業を行わない限りメインPCとして余裕で活用できる
デメリット
- 外部キーボードが必須級
- Windows機ならではの癖のある不具合
- ROG ALLY無印くらいの軽さだったら良かった
- 価格が高い
製品スペック
内容 | 詳細 |
型番 | RC72LA-Z1E24G1T |
カラー | ブラック |
サイズ | 幅280.6mm×奥行き111.3mm×高さ24.7~36.9mm(スティック込み) |
重量 | 約678g |
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen™ Z1 Extreme |
メモリ容量 | 最大:24GB(RAMとVRAMで共有) |
グラフィック | ディスプレイ:7.0型ワイドTFTカラー液晶 表面仕様:グレア 解像度:1,920×1,080ドット (120Hz) タッチパネル:搭載 |
ストレージ | SSD:1TB |
サウンド | サウンド規格:ハイ・デフィニション・オーディオ準拠 スピーカー:ステレオスピーカー内蔵 (1W×2) マイク:アレイマイク内蔵 |
センサー | 指紋認証対応 |
通信 | LAN:- 無線LAN:IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax (Wi-Fi 6E) Bluetooth® 機能:Bluetooth® 5.4 |
ポート | 外部ディスプレイ出力:Type-C×2 USBポート:USB4 (Type-C/Power Delivery対応) ×1、USB3.2 (Type-C/Gen2/Power Delivery対応) ×1 カードリーダー:microSDXCメモリーカード、microSDHCメモリーカード、microSDメモリーカード オーディオ:マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1 |
ROG ALLYシリーズはAsusがRepublic of Gamers (ROG)ブランドの一環として開発・製造したポータブルゲーミングPCです。
前作のROG ALLY(無印)からユーザーの声を受けてブラッシュアップを行ったのが今回紹介する最新型「ROG Ally X」となります。
本体サイズは幅280.6mm×奥行き111.3mm×高さ24.7~36.9mm、重量は約678gとWindowsPCとしては非常に軽量でコンパクトな機体です。
重量はM2以前のiPad Pro12.9インチと同程度。
iPadに比べると重さを感じますがROG Ally Xはコントローラーグリップがあるためタブレットと比べて持ちやすく、肘を付く形であれば大きな負担にはなりません。
USB3.2とUSB4.0の2ポートあるため充電しながらゲーミングデバイスと接続することができます。
thunderboltのドッキングステーションにも対応しているため、合わせて使うことでPCとしての用途に困ることもありません。
他にもmicroSDでのストレージ拡張や、3.5mmイヤホンジャックが搭載されていますのでゲーム機として必要なポートは網羅している印象です。
付属品は専用充電器と紙製のスタンドとなっています。
充電器はACアダプタタイプの65W対応のものになっています。
ケーブルの取り外しは不可で近年の65W充電器の比べるとやや大きめとなっています。
簡易スタンドも付属。本体を問題なく立たせることは可能ですがスタンド自体に重みがないので本体を乗せていない時や取り外す時に大きくズレてしまうのがネック。
購入経緯
windows10のサポートが切れる
そもそも殆どPCを使わなくなった僕がPCを探し始めたきっかけはwindows10のサポートが2025年10月に切れてしまうということでした。
今のPCは10年以上前に購入したエントリーモデルのゲーミングPCで、マザボとCPUは据え置きのままグラボの換装やSSDやメモリの増設をチビチビ行いながら使っていました。
要するにCPUが古くwindows11にアプデすることができないマシンです。
CPUを入れ替えるにはマザボから一新しなくてはならず、1から組み立てる気はおきませんでした。
そこで、もし自分が今PCを買うとしたらとか、今のゲーミングPCの相場はいくらなのかという調査を行っていたところポータブルゲーミングPCの存在を知ることになります。
スペックよりも利便性
元々2019年頃までは趣味の動画編集やゲームをバリバリやっていました。
その上で動画のエンコードについてはやや不満に思っていた所はあったものの、当時のエントリーモデルのゲーミングPCをちょっと改造したようなものでもスペックに大きな不満はありませんでした。
最近でも動画編集や仕事、ゲームで活用していましたがスペックには不満がないのは現状も変わっていません。
不満点があるとしたら
・使用中はデスクに着座しないといけない
iPadをメイン機にしてから部屋にいる間はゴロ寝スタイルが7割な僕にとってこれだけでもPCを使うのは腰が重いです。
せっかくPCを持っているのに面倒という理由だけで使わないのは勿体ないと思っていました。
・電源を付けるのが面倒
スマホやタブレットは言わずもがな、SwitchやPSはコントローラーから遠隔で電源のONOFFが可能なので楽ですがPCは本体のスイッチを押す必要があり、その上で起動を待つというのが個人的にはやや苦痛でした。
・ゲーミングPCは本体が大きくて邪魔
ほぼ置物と化しているのに占拠率だけは一人前、ケーブル類も合わせてごちゃつくのでこれをどう解消しようか悩んでいました。
その一つの解決方法が「脱PCを行いiPadメインにする」という本ブログの趣旨に繋がったわけです。
上記の理由から高価なゲーミングPCのようなスペックはいらない、タブレットのような利便性が欲しいと思うようになり、それならポータブルゲーミングPCはこれらを解決してくれるのではと期待に胸を膨らませて徹底的に調べ始めました。
物を減らす
今まではコスパ重視だったため、ゲームをするならPS4やSwitch、動画などのコンテンツ消費にiPad、たまの作業でPCというようにそれぞれの得意分野で使い分けていました。
少なくともROG Ally Xを購入することで「PS4」と「デスクトップPC」はこの小型PCに集約できると考えたのも大きなきっかけです。
理想の部屋づくりのために私にとって優先度の高いガジェットとなりました。
購入後、結果的に不満点の殆どを解決してくれています。
これらを踏まえて使用レビューを行っていきます!
使用レビュー
ボタン関係
ゲームやアプリの動作に入る前にまずは基本操作について。
ROG ALLYの強みと言えばやはり外出先での使用が挙げられますが、ボタンの静穏性が若干低いので静けさのある公共の場で利用するのは控えた方が良いなという印象です。
結構カチカチ音がしますのでアクション性の高いゲームをプレイする場合は特に注意が必要です。
サイズ感的に電車の中でもギリ遊べそうですがカチカチが鳴り響くのでアウト。
病院の待合室で使うとかも難しいですね。
どこでも使える!と思っていましたけどそれなりに制約はありますよね・・・。
また、スティックも耐久性についてはやや不安があります。
これは個体差もありそうですがたまに勝手にカーソルが左に動いたりしてなんだかSwitchと同じ運命を辿りそうな気がしています。
今のところ支障が出るほどのレベルには至っていませんが近い将来サポートや修理などお世話になることを覚悟して使用しています。
操作感はいずれも非常に良好です。
電源管理に注意
これは私の失敗談にあたる部分ですがスリープモードにしたつもりでケースに入れて持ち運びしていた時のことです。
いざ取り出して使おうと思った時にケースがかなり熱くなっていたので中を開けてみたら大惨事、ディスプレイや電源ボタンが火傷するレベルの高熱を帯びていました。
原因はスリープモードからいつのまにか起動状態になっており、放熱していた風がケースの中で充満してたことによるものだと思います。
普段使いの場合はターボモードでもそこまで熱いと感じたことがないので本当にびっくりしました。
持ち運ぶ時は完全に電源をOFFにするか、スリープモードの時は小まめにチェックするなど注意する必要がありそうです。
ゲーム
ここからは実際にゲームプレイの所感をお届けします。
よくスペックチェックの最にサイバーパンクやパルワールドのような重めなゲームやAPEXのようなアクティブが多いゲームでベンチマークされることが多いため、それらは先駆者の方たちを参考にして頂きつつ本記事では実際に僕がプレイする軽量~中堅ゲームを試していきます。
Dead By Daylightをプレイ
まずはDBDから。
ターボモードでゲーム内のグラフィック設定「ULTRA」で30~40FPS、「HIGH」で40~60FPS、「MEDIUM」で60~80FPS、「LOW」で80~100FPS前後となります。
こういう数値だけでみると快適に遊べるのは「MEDIUM」以下の画質設定か・・・と思うかもしれませんがそんなことはありません。
実際にLOW設定で高フレームレートにしてもその恩恵はあまりないなという感じでこのゲームは50FPS~60FPS前後出ていればカクつきもなく画面も滑らかで快適に遊べます。
少なくとも「HIGH」設定でもPS4で遊んでいる時よりは画質も綺麗で滑らかに感じました。
逆に「LOW」設定だけは小さい画面でもわかるくらい明らかに画質が落ちるのでお勧めしません。
音質も良いためもちろんイヤホン推奨ではありますが本体スピーカーでも結構遊べます。
ごろ寝でも遊べるしDBD専用機なのかというくらい快適でこれだけでも価値があるなと感じています。
実際プレイ時間倍増しました・・・。
ターボモードなら「HIGH」、パフォーマンスモードなら「MEDIUM」が良い感じです!
beatmania IIDX INFINITAS
外部出力で遊ぶことになると思いますが遅延なく動作します。
120FPS安定して出ますので音ゲープレイヤーにもおすすめできます。
コントローラーの接続にUSB-Aが必要になるので必ずドッキングステーションやUSBハブが必要になる点には注意が必要です。
また、他のコントローラーが接続されていたりSteamが起動していると上手く動作しない場合があるのでエラーが出た場合はINFINITASをプレイする時は常駐ソフトを切断してみるといいかもしれません。
原神
画面設定からフレームレートを「60FPS」に設定すると60FPS安定。カクつきなく動作しますし画面も十分綺麗だと感じました。(60fps以上の設定項目は出ませんでした)
ゲームの起動速度も文句なしです。
問題は「コントローラー」設定が一癖あります。ROG ALLY はコントローラ入力付きのデバイスなのでキー設定でついつい「コントローラ」を設定したくなりますが設定すると動かなくなるため、「キーボード」設定のままボタン割り当てをすることになります。
▶Armoury Crateに原神を追加、起動時に「コントローラー操作」に設定でコントローラーで原神を操作できました!
原神プレイ用にも十分良いデバイスだと思います。
FINAL FANTASY XVI
Demo版のFF16を試してみましたが正直苦しい印象。
低設定でも十分画面は綺麗だなと感じていますがアクションどころかストーリーの会話中にちょいちょい固まります。
フリーズといった長時間の硬直ではなく途切れ途切れという表現が良いでしょうか。
BIOSアップデート後に遊んだので特にクラッシュしたという現象はありませんでした。
FSR3のようなフレーム生成機能を用いることで動き自体は滑らかになりますのでプレイできるだけでもすごいとは思いますが快適に遊べるというわけではないので注意です。
他にも、例えばAPEXのような競技性の高い(対戦相手とのPCスペック差による有利不利が出てくる)ゲームはカジュアルに遊ぶと割り切ってプレイするのがベストです。
WindowsPCとして
起動・ブラウザの立ち上げ・動作などはもちろん問題なく快適に動作します。
さすがは1TBSSDと言ったところ。
気になるのは要求スペックの高いめのクリエイティブ系のアプリ。
そこで今回はAdobeのソフトを実際に利用して確認を行いました。
PhotoShop
起動も動作も非常にスムーズです!
試しに画像加工やサムネイル作成を行いましたがまったく問題ありません。
ROG Ally Xでのテレワークはかなり現実的なものと言えそうです。
小型機でここまで動作するとは本当に感動しかありません!
Premiere Pro
続いてPremiere Pro。
こちらも特に不便なく動作します。
4K動画の素材をいくつか並べるとカクつきは無いもののプレビュー時に少しフレームレートが落ちたような挙動をすることが稀にあります。その程度です。
当然FHD素材は問題なし。
4KとFHDではエンコード時間に差があるとは思いますが頻繁に作業を行うということでなければ十分に活躍してくれます。
動作に支障はないですがこれらのソフトは機能が豊富な分UIがやや複雑なのでモニターに繋いで作業することが前提になります!
小型画面でも操作しやすく、容量を気にせずに動画編集したいという方は以下のような無料ソフトもありますので要チェックです。
クラムシェルモードなんかより圧倒的に快適
よくお洒落なデスクツアーなどで見るmac bookのクラムシェルモード。
クラムシェルモードとはPCを閉じた状態で外部モニターに接続することでまるでデスクトップPCのように使用できる機能。
ノートPCとして外出先で利用しながら自宅では大画面で活用でき、デスク上でも省スペースで収まるので素晴らしい機能なのですが個人的にどうしても譲れないポイントがあります。
それは電源ボタンがキーボード側にあるのでいちいち開いて電源を押さなければならないこと。
発熱の問題もありますしスマートに見えて実は全然スマートじゃない、それがクラムシェルモードだと思っています。
僕がポータブルゲーミングPCに目を付けたポイントの一つなのですが、本体側面に電源ボタンがあるため外出先だろうが屋内だろうが簡単に電源ONにすることができますし、もちろん小型なのでデスク上に設置してもスペースを取りません。
完全にこちらのほうがスマートに見えます。
強いていうなら単体ではモニターが小さくキーボードやトラックパッドがないので複雑な作業には向かない点でしょうか。
ドッキングステーションがあると便利
ROG ALLY XをWindowsPCとして有効活用する場合はドッキングステーションがあると便利です。
私はAnker Power Expand 13-in-1 Eliteを利用しています。
ROG ALLY XはUSB-Cが2ポートしかないためそのままでは利便性に欠けてしまいます。
そこでドッキングステーションを使うことで「HDMIやDPなどのモニター端子」「USB-Aポート」「USB-Cポート」「SD(micro)カードスロット」「イヤホンジャック」「LANケーブル」等を拡張することができポータブルPCから一気にデスクトップ級になります。
基本的にはLANケーブルポートを搭載するので回線速度が重要なオンラインゲームでも活躍します。
デスク上に設置しておくことで簡易的な充電ステーションのようになるのも魅力。
ドッキングステーションに比べて安定性は欠けるもののコスパに優れたUSB-Cハブもおすすめです。
こちらは携帯性も高いのでROG Ally Xと一緒に持ち運ぶことが可能です。
ドッキングステーションと比べて「何かのポートが欠けている」ことが多いので必要なポート・不要なポートを見極めて検討するのが良いと思います。
私はUSB-Cポートを拡張できるAnker PowerExpand 8-in-1 USB-C PDを利用しています。
iPadや無印ROG AllyなどUSB-Cポートが一つしかないデバイスには特におすすめです!
モニター出力しながらでも有線デバイスが使えるようになって拡張性がグンとあがるね!
メリット
ここがポイント!
- どこでも使える気軽さが最高
- スペースを取らない
- 持ち運びが容易
- 大半の人にとってメインPCとして活用できる
家中どこでも使える気軽さが最高
とにかくソファやベッド付近に置いておくことができるのでタブレットとほぼ同等の扱いやすさが非常に魅力的です。
タブレットで寝ながら動画を見るかの如く、ROG Allyに触れていつの間にかゲームをやってしまう程。
今までは「ゲームやりたいけど移動するの面倒だな・・・アップデートだけでもやっておくか・・・」くらいの感じで「気持ちはやりたいのに身体が追いつかない」なんてことも多かったのですが今では完全に解消されています。
スペースを取らない
デスクトップPCを足元に置くにしてもデスク上に置くとしても、インテリアとして相当拘りがなければただのデカい置物。
余計なスペースを取りますし、配線関係も整理が大変、処分も大変ということもあってあまり良い印象はありませんでした。
ROG Allyに変更することでこれらの問題は一気に解決しました。
足元も快適、デスクスペースにも余裕ができます。
小さいデスクしかおけない場合でもROG Allyは魅力的な選択肢の一つと言えそうです。
持ち運びも容易
ノートパソコン以上にカバン容量の制約を受けないためPCとしての持ち運び安さは断トツです。
PCとして持ち運ぶ場合はキーボードやマウスなどの小物も合わせて持ち運ぶ必要があるのはややネックですが、ゲームのためだけならもちろん単体で持ち運べますし、今では持ち運びに便利な周辺機器が数多く出そろっています。
持ち運びやすさもROG Allyの魅力ですので、ぜひ合わせてケースを購入することをお薦めします。
できればケースは簡易的でもいいので小物ポケットがあるものをオススメします!!
大半の人にとってメインPCとして活用できる
前項の使用レビューで記載した通り多くのゲームが快適に遊べますし、Adobeのクリエイティブソフトも問題なく使用することができます。
大容量を扱う動画クリエイターや実況系Vtuber、競技性の高いゲームを最強の環境でプレイしたいなど高いスペックを要求しない限りは十分だと感じました。
iPad(タブレット)向けの周辺機器・アクセサリを共有できる
同じ小型デバイスとしてiPadを利用していますが、そのために購入した周辺機器がROG Ally Xにも流用できておりかなり便利に活用できています。
ジャンルは違えど同じ小型デバイスであるため基本的に周辺機器との相性も良いです。
ROG Ally X用に改めて全て周辺機器の買いなおしということもなかったので費用面でかなり恩恵がありました。
iPad使いの方にも周辺機器の共有という観点からおすすめできます!
デメリット
ここがポイント
- 外部キーボードが必須
- 性能に対して価格が高い
- デスクトップPCのように気軽にパーツ交換・修理ができない
外部キーボードが必須
タッチパネル搭載・内部キーボードがあると言えどWindowsです。
ショートカットキーを多用することになる点、内部キーボードとアプリの相性が悪くうまく動かないことがあるなど結構な頻度で外部キーボードが必要になる場面があります。
特に購入直後はWindowsの様々な設定を行うことになるためキーボードがより重要になります。
もし外部キーボードを持っていないのであればなんとかなると思わず素直に同時購入することをおすすめします。
ワイヤレスタイプでコンパクトなキーボードだとROG Allyと共にどこでも使えるようになるため便利です。
性能に対して価格が高い
これはROG Ally含むポータブルゲーミングPCではよく言われていることですがとにかく性能に対してコスパが悪いです。
同価格でもっと性能の高いデスクトップPCが購入できることを考えると手を出しにくいのが現状です。
性能を優先するか、利便性を取るかでよく考えて検討するのが良いでしょう。
デスクトップPCのように気軽にパーツ交換ができない
デスクトップPCは多少知識を身に着けることができればパーツの換装が比較的楽に行えます。
修理は難しいとしても問題のありそうな部品を換装することで長く使えるのが大きなメリットです。
ROG Allyのような小型機は専門的な知識や専用のパーツが必要になるため中々個人でどうにかなるものではありません。
何かあれば修理費が高くついてしまうことは覚悟しておく必要があります。
まとめ
ROG Ally X
メリット
- ゴロ寝環境のための最高のPC
- 部屋中どこでも使えるので間違いなくPCの使用頻度が増えた
- スペースを取らないのでデスク周りを圧迫せず、整理しやすい
- 大規模ゲームや相当なクリエイティブ作業を行わない限りメインPCとして余裕で活用できる
デメリット
- 外部キーボードが必須級
- ROG ALLY無印くらいの軽さだったら良かった
- 価格が高い
ずばり、間違いなく買ってよかったと思っています。
iPadではどうしても補えなかった「ゲーム」の部分をバッチリ保管してくれました。
家の中で使う分にはiPadに引けを取らない取り回しの良さ。
今までは電源を付けることすら億劫で最近PCを使うことがほぼ無かったのですが、ROG ALLY Xを購入してから毎日使うようになりました。
持ち運びの観点で言えばiPadやSwitchなどに比べるとやや重量を感じますし嵩張るのですが問題ないレベルであることは間違いないです。
Adobeの主要製品が動くので余程の拘りがない限りはメインPCとしても活用させることも可能です。
私はUSB4端子による拡張性(ドッキングステーションを利用してメインPCとしてより機能させる)とブラックカラーを重視したためROG ALLY Xを選択しましたが、スペックが同じROG ALLYであれば価格もかなり抑えられますしコスパ重視であれば相当オススメできます。
もうデカいPCは要らない。そんな時代が到来しましたね。
「古いゲーミングPCを換装して大事に使う必要はない」と言われていますがまさにその通りだと思います。
それでは最後まで閲覧頂きありがとうございました!
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