ミニマリストの観点から見る折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold」レビュー

ミニマリストの観点から見る「Galaxy Z Fold」レビュー 手ぶら 2024.06.25
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こんな方におすすめ!

  • Galaxy Z Fold5を選ぶ理由を知りたい方
  • タブレットを持ち歩きたいけど荷物を増やしたくない方
  • ミニマリスト向けのスマホを探している方
ぺー
ぺー

ポケットに収まる最強のスマホ兼タブレット「Galaxy Z Fold」をレビューします!

こんにちは、ぺー(@pe_log_net)です。

長年手ぶら出勤をしている僕がミニマリストの観点から「Galaxy Z Fold」シリーズの魅力について語ります。

使用端末は「Galaxy Z Fold5」になります。

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ミニマリストの定義

「Galaxy Z Fold」の魅力を語る前に簡単に当ブログにおけるミニマリストの定義について説明させてください。

ここでのミニマリストとは「日常生活において必要最低限の物のみで賄う」ことではなく、「外出時の荷物をポケットに収まる程度にとことんコンパクトにまとめる」です。

バッグは基本的に持たない、ポケットに入る分だけの荷物のみで出勤するをモットーにしている私視点のレビューとなりますので予めご了承ください。

ただし、「Galaxy Z Fold」は私生活においても十分にミニマリストに応えるスマホだと私は思っております。

その点も踏まえてご覧ください!

ミニマリストの観点から見るGalaxy Z Foldの魅力

1台3役…それ以上をこなす最強のスマホ

ミニマリストのガジェット選びにとって重要なのは1つのガジェットでどれだけの機能を賄えるかだと考えています。

ポケットの中や腕など、限られた収納スペースしかないので可能な限り機能を集約させる必要があります。

例えば、同じ時計でもスマートウォッチと普通の腕時計では機能の数に差があります。

腕時計などには投資やファッション性など様々な価値観がありますが、ミニマリストとして重要なのは機能性です。

ぺー
ぺー

同じスペースを使うならより機能の多いガジェットを選ぶのがミニマリストとして重要ですね!

Galaxy Z Foldは「スマホ」としてはもちろん、「タブレット」や「PC」としても活躍させることができます。

Zfoldタブレットモード

はたまた、ワイヤレスモバイルバッテリーになったりとその利便性は他のスマホに比べても群を抜いていると感じます

au

PC化(DeX)についてはさすがに完全にPCの代用になるかというとそうではないのですが、1台でこれだけの機能性を持つスマホはミニマリストにとっては大きな魅力の1つだと考えます。

ぺー
ぺー

機能全部盛りすぎてワクワクが止まりません!!!

スマホとしての魅力

ここがポイント!

  • 縦長の特殊な形状で握りやすく手に馴染む
  • 強力なヒンジを活用してスタンド代わりにできる
  • カメラ性能も高水準
  • 国内版であればFeliCaにも対応
Galaxy Z Fold

スマホとして一括りにしていますがそもそも最近のスマホも1台で何役こなしているのかという話ですね。

財布代わり・カメラ代わり・ICカード代わり・音楽プレーヤー・エンタメ機として多くの機能が備わっておりそもそも手ぶら出勤なんて芸当も全てスマホのおかげといっても過言ではありません。

重要な機能はもちろん全てGalaxy Z Foldにも盛り込まれています。

おさいふケータイ(Felica)は国内版のみ使用可能です。au版,docomo版,国内simフリー版を購入することをおすすめします。
Galaxy Felica対応機種一覧

このスマホの特徴として横幅が狭めで縦長の形状という点が挙げられます。

Galaxy Z Fold サイズ比較

実は個人的にこれがすごいお気に入り。

昨今のスマホは大体6インチ以上あり比較的画面サイズが大きく片手操作が厳しくなりました。

一番長く愛用していたiPhoneがSEシリーズの僕にとってiPhoneの無印やProシリーズはどうしても慣れが必要です。

Galaxy Z Foldは厚みこそあるものの横幅がSEシリーズとほぼ同じなため片手操作がしやすいです。

Galaxy Z Foldはサブディスプレイでも意外とちゃんと動画視聴が可能
Galaxy Z Foldは横幅が狭く握りやすい
iPhone Proのサイズ感だとやや片手操作しにくい
iPhone Proのサイズ感だとやや片手操作しにくい

縦長だから小さく感じますが実際サブディスプレイで動画を見た時のサイズもご覧の通りiPhone SEシリーズと同じくらいのサイズ感では見ることが可能です。

iPhone Proのサイズ感だとやや片手操作しにくい

おまけに角度調整可能なスタンドっぽくもなるので結構便利。

Galaxy Z Foldのスタンド機能がかなり便利

実はSEやminiシリーズといった小型スマホ愛用者の移行先としても優れているのではと思いました。

ただし重さは約253g、Sペンケース込みで300g近くになってしまいます。

これはiPhone Pro MAXシリーズをも超える重さになります。

まるで鉛をもっているのではという感覚になると思いますのでどうしても慣れは必要になると思います。

ぺー
ぺー

持ち心地って大事だと思うので個人的にはSEやminiからの乗り換えにおすすめしたい一台です!

タブレットとしての魅力

ここがポイント!

  • バックが無くてもタブレットを持ち歩ける!
  • メモ帳として活躍
  • 動画・雑誌のエンタメ消化で活躍
  • ゲーム機として活躍
Zfoldタブレットモード

Galaxy Z Foldの最大の魅力です。

僕は元々プチApple信者。

iPhone、AirPodsPro、AppleWatch、iPadとApple製品でバッチリ身を固めています。

当然、日ごろからApple製品の情報を嗅ぎまわっている僕はiPad miniの評判の良さ(信者の熱い想い)もYouTubeやブログから情報を目にする機会が増えました。

「自分にはきっと使い道ないけど実際に手にとって試してみたい・・・」という好奇心が生まれてしまったのです。

iPad miniの購入に二の足を踏んだ1番ネックになっていた部分は使い道ではなくiPadはminiだろうが12.9インチだろうがバッグに入れて持ち歩く必要が出てくるというところ。

家で使うならとりあえずスマホあるし、持ち歩きタブレットとしても別に12.9インチや11インチも全然持ち歩けるし・・・というiPad miniのデメリットの部分が頭を駆け巡っていました。

そんな時に目に付いたのが折りたたみスマホの存在。

iPad mini程のサイズ感は無いものの、ポケットに入るタブレットなら自分も日常的に使えるではないか!とそこからもう興味しか湧かなくなったのです。

そして、iPad miniへの好奇心を完全に抑えることに成功しました。

メモ帳として

ここがポイント!

  • 別途メモ帳とペンを用意する必要がなくなる
  • 打ち合わせや電話応対のメモ帳として活躍
  • 不意のメモ枯渇やペン切れで困ることが無くなる
  • ワイヤレスイヤホンがあれば外出先でのメモ用途にもかなり便利
  • ただし紙とペンのスピード感には勝てない
Galaxy Z Fold5 Sペンケース
Galaxy Z Fold SペンケースとSペン

仕事での電話応対時や打ち合わせでのメモ機能として活躍しています。

スマホは常にデスクにおいてありますしペンを取り出してサクっとメモを取れるのは非常に優秀です。

「あれ、メモ帳が切れた・・」「ボールペンが出ない・・」「色ペンがそもそもない・・・」なんてトラブルともおさらばです。

メモ帳を別途用意する必要がなくなりましたし、付箋や多数のペンでデスク上が散らかることもなくなりました。

僕のように会社勤めの人間がデスクにiPad miniを常に出してたらそれこそ目立ちますしデスクスペースをそれなりに取ってしまうことを考えると折りたたみスマホの優位性は非常に高いです。

ただし、紙とペンを瞬時に取り出すような瞬発力はないです。

Sペンを取り出して・・・スマホを開いて・・・と少しもたつきますので慣れが必要だと感じています。

あとはSペンケースを装着するとかなり重たくなるのでこれも注意。

ケース付ける前も重たかったですがこれはすぐに慣れます。

ケース装着後のずっしり感は中々のものです。

私は慣れるのに3日はかかりました。

今ではこの重量感も心地いいものと感じています。

動画視聴機として

ここがポイント!

  • 外出先でも気軽に大画面で動画を楽しめる
  • 生放送ではコメントと一緒に動画を見ることが可能
  • 2つの動画を同時視聴可能

Glaxy Z Foldシリーズでは従来のスマホにはない大画面での動画視聴体験が可能です。

特に僕が重要視したいのは生放送の視聴です。

Zfold5で生放送の視聴
Galaxy Z foldなら配信コメントを見ながら快適に生放送視聴が可能

現在のYoutubeアプリの仕様上フルスクリーンにすると生放送中のコメントが読めなくなります。

逆にコメントを読もうとすれば画面が小さくなってしまいますが、Galaxy Z Foldであればコメントを読みながらもそれなりの画面サイズになるため生放送の視聴が非常に快適です。

Z Fold5なら折りたたみ時もコメントを見ながら生放送を楽しめる

折りたたみ時もコメントを読みながら生放送を視聴することが可能です。

外出先でライブ配信が快適に視聴できるのはYouTubeジャンキーの私にとってはこの上ない最高の体験です。

ゲーム端末として

ここがポイント!

  • 大画面でゲームを遊べる
  • 画面分割によりロードや演出の待ち時間を動画を見たりして無駄な時間を省ける

気軽に大画面でゲームできるのはやはり最高ですね。

原神・マイクラ・DBDなど大画面と相性の良いゲームをプレイする場合はおすすめです。

Galaxy Z Foldでマイクラ

小型タブレットなので握りながらの操作がしやすいためサイズ感も丁度良いです。

あと、何より僕が薦めたいのは画面分割です。

スマホゲームって頻繁にロードが入ったり演出の関係で待ち時間が頻繁に発生してその間の時間が無駄に感じます。

Galaxy Foldでは画面分割を行えるためゲームのロード中に動画を見たりブラウジングすることができます。

Galaxy Z Foldでゲームのロード中に動画を見る

これによって無駄な時間を大きく省くことができます。

控えめに言って最高です。

PC代わりとしての魅力(DeX)

ここがポイント!

  • スマホをPCのように扱うことが可能
  • Windows派の人におすすめしたい操作感
  • iPadのステージマネージャーより配置の自由度が高くPCに近い

Galaxyのハイエンドモデルには「DeX」と呼ばれるスマホ画面をPC表示に変えてくれる機能があります。

全てのGalaxy端末がDexに対応しているわけではありません。対応機種はこちらで確認できます。
Dex対応端末と使い方

どちらかというとWindowsチックな画面配置になっています。

iPadのステージマネージャーと異なりウィンドウサイズや配置の自由度がかなり高いためよりPCに近い感じがして使いやすいです。

また、デスクトップにファイルやフォルダのショートカットを設置できる点でもiPadよりもよりPCライクに活用することができると感じました。

今の世代、特に若い方は仕事やゲームをガッツリやらない限りPC不要という場合も多くあると思います。

スマホも高いためPCを別途買うのも大変ですしこれで十分という方には有用性が高いと思います。

ワイヤレス充電器になる

Galaxyには「ワイヤレスパワーシェア」に対応した端末があります。

この機能を使うとスマホのバッテリーを利用して他のワイヤレス充電対応デバイスに給電を行うことができます。

ワイヤレスイヤホンやスマートウォッチのうっかり充電忘れに利用できます。

そのため、普段持ち歩くモバイルバッテリーをスマホ用として割り切ることができるためよりコンパクトなものを選ぶ余地が生まれそうです。
(※AppleWatchに対応した充電器を別途持ち歩く必要がないという意)

Galaxy Z Foldのデメリット

物理カードが気軽に持ち歩けなくなった

僕はGalaxy Z FoldのメリットでもあるSペンによるメモ書き性能を重要視していますが、Sペンは本体収納ではなくケース収納になります。

よってケースの選択肢がありません。

手帳型やMagSafeウォレットのような製品を仮に使う場合はSペンを持ち歩くのが億劫になるため物理カードを気軽に持ち歩くことができなくなりました。

日常的に使うものはスマホに集約できますが、ふと必要になるような保険証や運転免許証が持てないためこの点はどうにか両立できたらいいのになと思います。

スマホと同時に持ち歩くことを諦めて、少し嵩張る覚悟でカード収納付きのキーリングを利用するか、保険用のお札やクーポンなどの収容のみを対象としたコンパクトなキーリングを使ったりするのが良いと思います。

ケースを装着するとかなり重い(しなくても重い)

ケースを装着しなくても重くはあるんですが許容範囲内でした。

ケースを装着すると本当にずっしりするのでこればっかりは慣れるしかありません。

厚みも増してしまいます。

軽量ケースに置き換えるという選択肢に関してはスマホと一緒にペンや物理カードを持ち歩くというミニマリストにとって重要な要素が欠落してしまうため個人的には非推奨です。

3日もすれば慣れてきましたがこの点は覚悟する必要があると思います。

Galaxy Z Foldはミニマリストを極限まで極める方におすすめしたい

荷物を減らすという観点だけで見るのであればFelica対応のスマホであれば正直十分です。

カメラ性能さえ気にしなければ軽量かつ小型であるiPhoneSEやminiシリーズは最適解とも言えます。

ぺー
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元々小さいスマホなのでやや厚みが増すような手帳型ケースとの相性が良いのもポイントです。

手書きのメモ帳とペン、暇つぶし用の雑誌や動画用端末などミニマリストであるが故に持ちたいのに持てない道具をGalaxy Z Foldがバッチリ補完してくれます。

無くても困らないけどあったら嬉しい、そんな欲望をGalaxy Z Foldは叶えてくれました。

ただし値段があまりに高いのでミニマリスト必須!とまではどうしても言いにくいのが本音です。

なので「極めたいなら」という言い方にさせて頂きました。

個人的にはチップ性能も見た目も洗練された「Z Fold5」がおすすめですが中古市場でもまだまだiPhone15 128GBモデルの新品より高いのが現状です。

値落ちが激しい製品でもあるので中古を検討するか、新作を購入する場合はリセールバリューも良くはないのでキャリアのレンタルプログラムを使うのも手かもしれません。

まとめ

高額な商品って購入後に「本当に買ってよかったのか・・」と葛藤することがあるのですがZ Foldに関しては久々にワクワクが止まらないガジェットでした。

分厚い本体を握りしめているだけで所有欲が満たされているような気がしています。

折りたたみスマホ触ってるだけでめちゃくちゃ楽しいです!

タブレットなのにポケットにしまえて、スマホなのにペンが使えて、モニターに接続すればPCになるなんてこんなに使い尽くしたくなるガジェットって他にあるのでしょうか。

ミニマリスト的にはiPhone SE(mini)シリーズかGalaxy Z Fold(幅の狭い折りたたみスマホ)の二択になると思いますが、今後SEシリーズが巨大化するのであれば折りたたみ一強になるかもしれないですね。

最後までご覧頂きありがとうございました!

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