新しいipadケースが欲しかった

私は、iPadケースとしてずっと「Smart Keyboard Folio」を使用してきました。

画面と背面をカバーでき、必要な時にはキーボードとしても活用でき、横置きスタンドとしても使え、蓋を背面に回してスタンドにもなり、大きな不満がなかったのです。

しかし、4年間の使用で見た目がボロボロになり、キーボードにも不具合が出てきたため、新しく購入することを考えました。

欲しいケースの条件

軽いケースが欲しい

一つ目は「重さ」です。

特に12.9インチを使用しているため、比較的重くて厚いです。

ケースを外して裸で持つと非常に快適なのですが、日常使いで背面を傷つけたくないため、ケースを常に装着しておくしかありませんでした。

そのため今回は軽量なものを選ぶことを重視しました。

ペンホルダー付きのケースが欲しい

二つ目の不満は「ペンホルダー」の有無です。

持ち運んだり、縦置きに切り替える際に、ちょっとした動作でスタイラスペンが外れてしまうことが非常にストレスでした。

今回選ぶケースには、この問題を解決するためペンホルダー付きのものを選ぶ必要があります。

ケースを付けながらでもMagic KeyboardやSmart Keyboard Folioを装着したい

用途ごとにケースを付け外しするのは手間がかかりますので、ケースは常に装着したままで、必要な時にはキーボード機能やスタンド機能を持ったケースに簡単に取り付けられるようにしたいと考えています。

ペンホルダーの形状が自然であること

ペンホルダーが付属しているケースはいくつかありますが、その中にはペンホルダー分で枠のサイズが大きくなっていたり、奇妙な形状をしているものが多く、磁気吸着時と同じ形状のものができるだけ望ましいと考えました。

さらに、蓋カバー込みのケースが多く、これでは重さが気になってしまいますので、背面の保護だけを行うケースが必要な条件となりました。

多くの型番に対応していることが公言されていること

2024年現在、自分が使っているiPad Proが2018年モデルであるため商品を選ぶ際に互換性を確認するのも大事なことの一つでした。

サイズ的には恐らく使おうと思えばどれでも使えそうなのだが一応ちゃんと古いipadProでも使えますと言われている商品の方が安心はする。

また、今後2021年以降のモデルに買い替える予定もあるため多くのモデルに対応していることも重要だった。

MytrixのiPadPro用ケースがドンピシャだった。

製品スペック

タイトル	内容
ブランド名	Mytrix
対応サイズ	11インチ、12.9インチ
対応シリーズ	iPad Pro2018～iPad Pro2022
厚さ	1.0mm
重量	11インチ(72g)、12.pインチ(104g)
カラー	ブラック、ホワイト
素材	ポリカーボネット
備考	MagicKeyboard、SmartKeyboardFolioに対応。 ペンホルダー付属。

とにかく軽いし薄い

約100gという軽量な重さで、ほとんど裸の状態に近い状態で運用できます。

持ち運ぶ際だけでなく、スタンドを使用してちょっとした移動や、縦置きにする際など、軽さと薄さを実感できる状態です。

カメラ部分の形状が異なるにもかかわらず、iPad Pro 2018にもしっかりと装着できました。

ペンもしっかり保護

ソフトにペンを保護しているおかげで、iPadを持ち歩いてもペンがすぐに取れたりする心配がなく、必要なときには簡単に取り外すことができます。

また、磁気吸着させる分にも特に問題はありません。

ペンホルダーもペンの形状にちゃんとフィットしているため、見た目もスッキリとしています。

ちなみに、私は純正のApple Pencilではなく、サードパーティ製のスタイラスペンを利用していますが、このケースでは接着や充電に関しても問題なく使用できています。

ケースを着けたままMagic Keyboardを装着できる

Mytrixのケースを着けたままMagicKeyboardに装着可能です。

タブレット使いとPC使いをシームレスに移行できるのはかなり便利です。

特に問題なく閉じることもできます。

Amazonレビューで見かけた閉じた際の隙間についてはどの程度かはわかりませんが、たしかにピタっと綺麗に閉じる感じではないですがそれはMytrixのケースを着けていない場合でも同様でした。

個人差はあるかと思いますが私は一切気になりません。

ケースを着けたままSmart Keyboard Folioにも装着できる

「Smart Keyboard Folio」にもしっかりと装着することができました。

ただし、ケースを装着することで下部に厚みが生じ、若干立て掛けにくく感じました。

ケースを付けたまま折り畳みも問題なく行えます。

価格が良心的

ケースとしてはやや高い印象がありますが、Amazonでクーポンを使用することで、なんと4200円で購入できました。（2024年1月現在）

後で紹介する他のケース候補に比べるとかなりリーズナブルと言えるでしょう。

他の候補について

MytrixiPadPro用ケースの類似製品と比較してみました。

他にもおすすめしたい商品や、個人的に製品仕様が合わずに購入を断念したものまで様々です。

ぜひご自身の求めているケースがあるかチェックしてみてください！

Satechi iPadPro用ケース

こちらは私がMytrixのケース購入後に見つけた新たな候補です。
Mytrixと同様にペンホルダー部分はペンに沿った自然な形状になっています。

ヴィーガンレザーが使用されており傷が付きにくく、さらにマグネットも内臓されているためMagSafe対応製品との親和性が生まれます。

Mytrixに比べてやや厚みと重量がありますが、高級感もありますし、指紋や傷が目立ちにくい素材になっています。

価格は少し高めですが予算があればこちらもぜひ検討頂きたいおすすめケースです。

MagFolio

本商品は様々な配置に対応したスタンドを持つ高性能なアウターケースと、軽量なインナーケースがセットになった商品です。

アウターケースは縦置きも横置きも可能、インナーケースはMytrixと同様に軽量、マイクロファイバーが敷かれており背面を傷から守ります。

アウターケースがグレー1色展開でカラーの選択肢が狭いのが気になりますが、アウターケースもインナーケースもいずれも探している方には有力な候補となりそうです。

PITAKA MagEZ Cace Pro

背面保護や純正キーボードへの磁気吸着機能に加え、ワイヤレス充電も可能という付加価値があるこのケースは非常に魅力的でしたが、ペンホルダーを装着してもケースとホルダーの二重の厚みで磁気充電ができないというデメリットと、2022・2021モデル対応と書かれていた点が条件に合わなかったため、今回は断念しました。

また、価格も高いという点も考慮しました。

MOFT スナップケース

こちらのケースはペンホルダーが付属しており、他のMOFT製品との親和性が高い点が魅力でした。

ただし、マグネットが内臓されているのか素材の影響か不明ですが重量が約148gとなっており軽量ですがややMytrixケースより重い点、ペンホルダー付近の形状が気に入らなかったこと、2022・2021モデル対応と書かれていた点、そしてMOFT Float Standが12.9インチで使用すると安定感が不足するというレビューが見受けられたことから、価格が高いこのケースを選ぶ理由があまり見当たらないと感じ、今回は見送りました。

ESR ハイブリッドケース

背面保護ケースとfolioタイプのケースが脱着可能であり、なおかつそのセットが非常に安価なのが大きなメリットです。

デメリットとしては、背面保護ケースのみを使用する場合、別途ペンホルダーを取り付ける必要があり、その場合は磁気充電が不安定になる可能性がある点と、ケースを装着したままMagic Keyboardには対応していない点が挙げられます。

ただし、外出先での持ち運び以外でペンの保護性を気にしない、純正キーボードケースを使用しない場合は、この商品が選択肢として優れていると思います。

MytrixのiPadPro用ケースで気になる点

ペンホルダーのフィット感がやや怪しい

ホルダーにはめた際にペンが少しだけ浮いているような気がするものの、誤差の範囲内です。（純正ペンでないことも理由かもしれません。）

それでもちゃんとホールドしてくれるので、機能的にはしっかりと役立っています。

背面に指紋跡が残りやすい

日常使いで背面が気になることがあまりないので個人的には気にならないですが、度々背面を気にする場合は小まめな掃除が必要かもしれません。

注意点

この製品の良さでもある軽さと薄さですが、そのため衝撃を吸収するような効果はなく耐久性に不安があります。

スレ傷予防程度に考えて室内での使用をおすすめします。

外出先では磁気吸着するケースと組み合わせて使うのがおすすめです！
Mytrixのケースをつけたまま運用できます！

まとめ

MytrixのiPadPro用ケースは個人的にはおすすめです。

Amazonのレビューが少ないので購入に踏み切らない人も多そうですがもっと広まってもいいと思います。

iPad Pro用ケースで悩んでいる方はぜひ購入を検討してみてください。